2012年10月31日水曜日

xmodmapでvimっぽくカーソル動かせるようにした

左手マウスのおすすめ
http://www.biwa.ne.jp/~chiro/kannkyou/mausu.htm
これを見て、試してみました。

気付いたことは
・左手は案外不器用で、軽いマウスだとなかなかポインタが定まらない
・これまでCtrlキーを常にインレンジにおさめていた左手が動くことで
 ショートカットキーを案外打ち損ねる
・右手をあまり動かさないようになると、思ったよりカーソルやPage Up/Down,Home/Endが
 遠く感じるようになる

特に最後のが結構意外で、結構右手首を小指側にぐっと曲げるような動きになってしまいます。

私はデスクのできる限り奥にモニタとキーボードを置き、
デスクの上に両肘をがっちりついてタイピングするのですが、
これまではマウスを動かすため右腕は頻繁に肘を浮かさざるを得ず、
そのためカーソルなどへも特に気にせず手を動かしていました。
ですが、右手の動きが減ると今度はそこが気になり、
しばらくすると少し右手首が痛くなってきてしまいました。

カーソルをvimっぽくhjklあたりで動かせればいいのにな…と思い、
xmodmapを書いてみました。

CapsLockを押しながらhjklでカーソル、
y/bをHome/End、u/nをPageUp/Downにしてみました。
間違って押すと鬱陶しいCapsLockも殺せて一石二鳥。

ついでに勢い余ってgにBackSpace,スペースバーにEnterまで割り当ててみたものが以下。

~/.Xmodmap
clear Lock
remove Control = Mode_switch
keycode 66 = Mode_switch
keycode 29 = y Y Home Home
keycode 30 = u U Prior Prior
keycode 42 = g G BackSpace BackSpace
keycode 43 = h H Left Left
keycode 44 = j J Down Down
keycode 45 = k K Up Up
keycode 46 = l L Right Right
keycode 56 = b B End End
keycode 57 = n N Next Next
keycode 65 = space NoSymbol Return
ちなみに一応書いておくと環境はUbuntu 12.10、英語キーボードです。

慣れたら相当快適なんじゃないかという予感を感じております。

#HHK使えばいいんじゃねとか禁止w

ちなみにエントリの趣旨的にもはやどうでもいいことですが
個人的にはマウスのボタンは入れ替えない方が使いやすく感じました。

2012年10月21日日曜日

Ubuntu 12.10入れた(VirtualBox編)

Ubuntu 12.10。

というわけでまずはメインの職場の開発環境であるVirtualBox (on Win7) に
クリーンインストールしてみた。

以前のバージョンまで、VirtualBoxのゲストでは3Dアクセラレータを有効にすると
フルスクリーンにした時に描画がフリーズしてしまうという現象が出てしまい、
(参照→ http://www.youtube.com/watch?v=WOLv-9VwcTc
Unity 2Dでしか使えず。
まあその後結局 xubuntu で使っている。
とりあえずインストールは普通に終了。
その後VirtualBox Guest Additionをインストールする必要があるが、
VirtualBox 4.1.22に付属のGuest Additionは、
Ubuntu 12.10のXの方がバージョンが新しいせいかインストールに失敗。

さてどうしようかなと思ったが、 何のことはなく
sudo apt-get install virtualbox-guest-additions
でOK。

そして問題のフルスクリーン。
一応フリーズはせずちゃんと動く…が。
重い。重いぞこれ。
とりあえずCompiz ConfigでFadingやAnimationを切って
何とかまあ許容できるかなというレスポンスになった。

そして次にランチャー。
画面は出来るだけ広く使いたくてランチャーは隠れていてほしいので
System SettingsのAppearanceのBehaviorタブで(私は英語でインストールしているので)で
Auto-hide the Launcherをonにした…ら、残念なことが。


ランチャーが非表示になったところの壁紙の色がおかしいまでなら全然構わないのだが、
そこにウィンドウを持っていったらその謎の帯の下に入ってしまうという残念な現象。
これは致命的。

というわけでさっさと諦めてxubuntuにする。さようなら新Unity。
色々新機能付いたLensとか見るまで行かなかったよ。

sudo apt-get install xubuntu-desktop
そしてXubuntuで再起動し、色々アプリをapt-get install。
それと私は開発用のIDEにはAptana Studio 3を使っているのでダウンロードして展開。
ランチャーに登録。同梱のアイコンを設定…


なんだこれ。
どうやらxpm形式の扱いがうまくいかなくなってる。
convert icon.xpm -resize 48x48 icon.png
変換したpngを割り当てればOK。

そして、仕事上Google Talkをよく使うため、Empathyを設定。
Empathyを起動し、アカウントを追加しようとしたところ、
こんなダイアログが表示される。


うん?

Empathyは、今回のUbuntuの目玉の一つである「ネットワークサービスアカウントの管理」に
関係していたはず。
ここの「Personal」の並びに「Online Accounts」というのがあったはずだが、それがない。
kupferでOnline Accounts打ってみるとアイコンは出るが、
やはり同じ画面に。

どうやらまあ要するにXubuntuだとだめ、という状態である模様。
ログアウトしてUbuntuで入りなおして設定したら、
Xubuntuの方でもEmpathyがちゃんと動いた。
まあ一度設定したらしばらく変更する事はないものなのでよしとする。

というわけでUbuntuというかXubuntu12.10。
特に何が変わった感じはしません。
そりゃXubuntuだしね。

変わったか?と思ったこととすれば、mozcの変換候補で
同音異議語に「用例」が出るようになってる。
これはありがたい。

あとXubuntuの壁紙はグラデーションの右下に○がいくつか並んでるようなものだけど
これはシンプルかつスタイリッシュでいいと思う。

以上、何かあんまり他の人の役に立たなそうなUbuntuインストール記。